ニフティー無料ホームページが運営終了か?

老舗ホームページスペースのニフティが2016年9月を持って運営を終了することになりました。

TwitterやFacebookなどSNSの台頭により、アクティブユーザー数が減少傾向にあったものと思われますが、大手無料サービスが運営を終了することにより、膨大な数のサイト上から消失することになります。

なかには貴重な情報源もあったはずなので、そのような知的財産がこの世から永遠に消失することは惜しい気もしますが、サイトの寿命は長くても20年程度というのが実際のところなのかもしれません。

よく誤解されている点として、新しい無料サービスへサイトの移転したとしても、アクセス数や検索順位などは下落してしまう傾向があるという点です。サイトには運営年数がカウントされておりますが、それはURLやドメインに対して付与されるものですので、301リダイレクトなどで新しいURLへと適切な引っ越しの設定をしておかないとゼロからのやり直しとなってしまいます。

つまり、コンテンツはまったく同じものだったとしても、運営年数がゼロになり、また参照されているリンクもリンク切れとなってしまうため、アクセス数が激減してしまう傾向にあるのです。

今回のニフティーサービス終了の場合、新サービスを利用すれば、旧サイトからの転送ページは利用することができます。なので、まったくないよりはましなのですが、それでも301リダイレクトによる転送ではなく、メタタグによる転送となるため、かなり不完全な形での移転になるかと思います。

また、メタタグのリダイレクトでは下層ページについては転送設定ができないはずですので、トップページのみの転送となり、下層ページからのアクセス数は404 Not Foundで遮断されてしまうことになるはずです。

もし私が運営側でしたら、せめてhtaccessによる転送はしばらくの間は継続する方向で対応すると思いますが、このあたりはもう少し、サイト運営側に配慮するべきなのではなかったかという気がします。

無料サービスの運営でどの程度のコストがかかるのかは不明ですが、ネット上の知的財産を保全することは社会貢献にもつながるはずですので、できるだけ企業としてサービスを続けてほしかったという気持ちがあります。

ただし、最初から独自ドメインを取得して、レンタルサーバーを利用していれば、このような無料サービス終了の事態になってもサイトの閉鎖は回避できたはずです。

自分のドメインを取得していれば、サーバーを移転したとしても、URLが変更になることはありませんので、リンク切れも発生しませんし、そのURLに付与された運営年数もそのままカウントされることになります。

なので、サイトを移転してもアクセス数などには変化がないわけです。もし、現在、無料ホームページスペースでサイトを運営されているようでしたら、今のうちに独自ドメインとレンタルサーバーにて運営されることをおすすめします。